9月4日(水)〜9月22日(日) 上映スケジュール
ディア・ファミリー 10:00~12:00
《私の命は、もう大丈夫だから_》
世界で17万人の命を救ったIABP バルーンカテーテルの誕生にまつわる実話を映画化したヒューマンドラマ。
1970年代。小さな町工場を経営する坪井宣政(大泉洋)と妻・陽子(菅野美穂)の娘である佳美(福本莉子)は生まれつき心臓疾患を抱えており、余命10年を宣告されてしまう。どこの医療機関でも治すことができないという厳しい現実を突きつけられた宣政は、娘のために自ら人工心臓を作ることを決意。知識も経験もない状態からの医療器具開発は限りなく不可能に近かったが、娘を救いたい一心で勉強に励み、有識者に頭を下げ、資金繰りをして何年も開発に奔走する。しかし佳美の命のリミットは刻一刻と近づいていた。
主人公のモデルとなった筒井宣政氏と20年以上にわたり親交のあるノンフィクション作家・清武英利による取材を基に、林民夫が脚本を手がけ、月川翔が監督を務めた。
9月22日(日)のみ、イベントのため上映はありません。
(C)2024「ディア・ファミリー」製作委員会
九十歳。何がめでたい 13:00~14:40
《笑いと共感の痛快エンターテイメント!》
作家・佐藤愛子が日々の暮らしと世の中への怒りや戸惑いを独特のユーモアでつづったベストセラーエッセイ集を、草笛光子主演で映画化。
断筆宣言をした90歳の作家・佐藤愛子(草笛光子)は、新聞やテレビをぼうっと眺める鬱々とした日々を過ごしていた。同じ家の2階に暮らす娘・響子(真矢ミキ)や孫・桃子(藤間爽子)には、愛子の孤独な気持ちは伝わらない。同じ頃、大手出版社に勤める中年編集者・吉川真也(唐沢寿明)は、昭和気質なコミュニケーションがパワハラ、セクハラだと問題となり、謹慎処分に、妻や娘にも愛想を尽かされ、仕事にプライベートに悶々とする日々。そんなある日、吉川の所属する編集部では愛子の連載エッセイ企画が持ち上がり、吉川が愛子を口説き落として、晴れて担当編集に!このふたりの出会いが、新たな人生を切り開く――?!
「老後の資金がありません!」などの前田哲監督がメガホンをとり、「水は海に向かって流れる」でも前田監督と組んだ大島里美が脚本を担当。
(C)2024「九十歳。何がめでたい」製作委員会 (C)佐藤愛子/小学館
ルックバック 15:00~16:00
《_描き続ける。》
チケットは一律1,700円になります。
「チェンソーマン」で知られる人気漫画家・藤本タツキが、「ジャンプ+」で発表した読み切り漫画「ルックバック」を劇場アニメ化。ひたむきに漫画づくりを続ける2人の少女を描く青春ストーリー。
学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。画力に絶対の自信を持つ藤野だったが、ある日の学年新聞に掲載された不登校の同級生・京本の4コマ漫画を目にし、その画力の高さに驚愕し、脇目も振らず、ひたすら漫画を描き続けた藤野だった。しかし、一向に縮まらない京本との画力差から、漫画を描くことを諦めてしまう。小学校卒業の日、初めて対面した京本から「ずっとファンだった」と告げられる。漫画を描くことを諦めるきっかけとなった京本と、今度は一緒に漫画を描き始めた藤野。二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思いだった。しかしある日、すべてを打ち砕く事件が起きる…。
(C)藤本タツキ/集英社 (C)2024「ルックバック」製作委員会