1月25日(水)~29日(日)上映案内

浅田家! 09:50~12:00

 一生にあと1枚しか撮れないとしたら? 》

 浅田家の次男・政志は、父の影響で幼い頃から写真に興味を持ち、やがて写真専門学校に進学。卒業制作の被写体に家族を選び、浅田家の思い出のシーンを再現した写真で学校長賞を受賞する。

 卒業後しばらくはくすぶっていたものの、再び写真と向き合うことを決意した政志が被写体に選んだのは、やはり家族だった。様々なシチュエーションを設定しては家族でコスプレして撮影した写真で個展を開催し、写真集も出版され、権威ある賞も受賞する。プロの写真家として歩み始めた政志は、全国の家族写真の撮影を引き受けるようになる。

 しかし、2011年3月11日、東日本大震災が発生。かつて撮影した東北に住む家族のことが心配になった政志は被災地に足を運ぶが、そこで家や家族を失った人々の姿を目の当たりにする…。

 写真家・浅田政志の実話をもとに、二宮和也と妻夫木聡の共演、「湯を沸かすほどの熱い愛」の中野量太監督のメガホンで描いた人間ドラマ。

        (C)2020「浅田家!」製作委員会

 さとにきたらええやん  12:20~14:00

《  いつでもおいでや。
   子どもも大人も集まるみんなの“さと”  》

 大阪市西成区釜ヶ崎。“日雇い労働者の街”と呼ばれてきたこの地で38年にわたり取り組みを続ける「こどもの里」。“さと”と呼ばれるこの場所は、障がいの有無や国籍の違いに関わらず、0歳からおおむね20歳までの子どもが無料で利用することができる。学校帰りに遊びに来る子、一時的に宿泊する子、様々な事情から親元を離れている子、そして親や大人たちも休息できる場として、それぞれの家庭の事情に寄り添いながら、地域の貴重な集いの場として在り続けてきた。

 「こどもの里」を舞台に、時に悩み、立ち止まりながらも全力で生きる子どもたちと、彼らに全力で向き合う職員や大人たちに密着。子どもたちの繊細な心の揺れ動きを丹念に見つめ、子どもも大人も抱える「しんどさ」と、関わり向き合いながらともに立ち向かう姿を追った。

 館長が「見ればドキュメンタリーの価値観がきっと変わる」とおススメする、劇場でしか見られない傑作!

ONE PIECE FILM RED 14:30~16:30

 その歌声がもたらすのは、永遠の幸せか、無限の牢獄か

 素性を隠したまま発信される歌声が「別次元」と評され、世界でもっとも愛される歌手ウタが、初めて公の前に姿を現すライブが開催されることになった。そのことに色めき立つ海賊たちと、目を光らせる海軍。ルフィ率いる麦わらの一味は、何も知らずに、ただ彼女の歌声を楽しみに会場にやってきた。

 世界中から集まったファンが会場を埋め尽くし、いよいよ待望の歌声が響き渡ろうとしている。しかし、ウタが「シャンクスの娘」であるという事実が明らかになったことから、事態は大きく動き出していく…

1997年より「週刊少年ジャンプ」にて連載開始した『ONE PIECE』。連載開始“25周年”にふさわしく総合プロデューサー:尾田栄一郎で贈る劇場最新作。オリジナルキャラクター・ウタはボイスキャスト・名塚佳織、歌唱キャスト・AdoのWキャスト。歌姫・ウタの楽曲として、主題歌を中田ヤスタカが作詞作曲、劇中歌(6曲)は、総勢7組の豪華アーティストが歌唱楽曲を提供する夢の企画が実現。ウタの歌声が心揺さぶる物語を紡ぎだす。29日にて完全終映!!来場者プレゼントがございます!!

        (C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会