3月2日(水)~3月13日(日)上映作品

3月2日(水)~3月13日(日)

①10:00~12:00 ②12:40~14時40分

高津川(舞台:益田・津和野・吉賀)

(2019年製作/113分/日本)

毎日を何気なく過ごしていると 
足元にある 小さな幸せに 気づかないものだ

3月2日(水)上映初日に『高津川』の舞台挨拶が決まりました!!
9:30〜 舞台挨拶
【ゲスト】山本 浩章さん(益田市長)松永和平さん(益田商工会議所会頭)錦織 良成監督
【チケット】当日9:00より会場にて販売開始、自由席
10:00~ 上映をスタートいたします。

一級河川・高津川を舞台に、歌舞伎の源流ともいわれる「石見神楽」の伝承を続けながら、人口流出に歯止めのかからない地方の現実を前に懸命に生きる人々を描いたドラマ。山の上の牧場を経営する斉藤学(甲本雅裕)は、息子の竜也が地元の誇りである神楽の稽古をさぼりがちになっていることに心を痛め、また、多くの若者たちと同じように、いずれ息子がこの土地を離れてしまうのではないかと心配していた。そんな中、学の母校である小学校が閉校になることを知らされることになる…。監督、脚本は「白い船」の錦織良成。NHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』にも出演した甲本雅裕が初主演を果たした今作。街をたたえるような美しい映像を是非スクリーンでご覧ください。

(C)2021「高津川」製作委員会

15:00~16:40上映

神在月のこども(舞台:出雲)

(2021年製作/99分/アニメーション)

静止った時を走り出す もう一度自分を信じてみたい

●3月5日(土)15時~上映後
●3月6日(日)14時45分~(挨拶終了後に上映を開始します)

プロデューサー・ロケーション監督
三島鉄兵さん(島根県松江市出身)のご登壇が決定!

日本各地では『神無月(かんなづき)』と呼ばれる10月が、出雲地方では『神在月(かみありづき)』と呼ばれる由縁ーそれは八百万(やおよろず)の神々が、全国から姿を無くし、翌年の縁を結ぶ会議のため、出雲に集うという云われに在った。主人公は母の他界で、好きだった走ることが嫌いになってしまった12才の少女。その彼女が、在る月、まわりはじめた神々の歯車によって、出雲へ向けて走り出す物語。鬼の夜叉に行く手を阻まれながらも、自分を信じて走り続けるカンナだったが…。「朝が来る」などの女優・蒔田彩珠が主人公カンナの声を務め、神使の兎・シロを坂本真綾、夜叉を入野自由と人気実力派声優が演じる。

(C)2021 映画「神在月のこども」製作御縁会

17:00~19:18上映

プリズン・サークル(舞台:浜田)

(2019年製作/136分/ドキュメンタリー) 

処罰から回復へ 今、日本の刑務所が変わろうとしているー

3月5日(土)上映後 坂上監督リモート舞台挨拶決定!

取材許可に6年をかけ、2年にわたり日本国内の刑務所に初めてカメラを入れて完成となったドキュメンタリー。官民協働による新しい刑務所であり、受刑者同士の対話をベースに犯罪の原因を探り、更生を促す「TC(Therapeutic Community=回復共同体)」というプログラムを導入している日本で唯一の刑務所でもある「島根あさひ社会復帰促進センター」。受刑者たちはプログラムを通じて、窃盗や詐欺、強盗傷人、傷害致死など、自身が犯してしまった罪はもちろんのこと、貧困、いじめ、虐待、差別といった幼い頃に経験した苦い記憶とも向き合わなければならない。カメラは服役中の4人の若者を追い、彼らがTCを通じて新たな価値観や生き方を身につけていく姿が描かれる。

(C)2019 Kaori Sakagami