7月9日(水), 11日(木)~13日(日)上映スケジュール
※7月10日(金)はイベント開催のため上映時間が変わります。詳しくは次の投稿をご覧ください。

父と僕の終わらない歌 10:00~11:33
《記憶をなくしても、愛は残る――》
若き日に諦めたレコードデビューの夢をかなえようとするアルツハイマー型認知症の男性と、彼を支える家族の姿を描いたヒューマンドラマ。2016年にイギリスで1本の動画をきっかけに80歳にしてCDデビューを果たした男性の奇跡の実話をもとに、舞台を日本に置き換えて映画化した。
かつてミュージシャンとしてレコードデビューを目指しながらも、息子・雄太のために夢を諦めた間宮哲太。音楽とユーモアをこよなく愛する彼は、生まれ育った横須賀で楽器店を営みながら、時々地元のステージで歌声を披露しては喝采を浴びてきた。そんなある日、哲太はアルツハイマー型認知症と診断されてしまう。すべてを忘れゆく哲太をつなぎ止めたのは、彼を信じて支え続けた息子・雄太と強く優しい母・律子、固い絆で結ばれた仲間たち、そして彼が愛する音楽だった。
寺尾聰が父・哲太、松坂桃李が息子・雄太を演じ、松坂慶子、ディーン・フジオカ、佐藤栞里、佐藤浩市が共演。「タイヨウのうた」「ちはやふる」シリーズの小泉徳宏監督がメガホンをとり、実写版「シティーハンター」の三嶋龍朗が小泉監督と共同で脚本を手がけた。
(C)2025「父と僕の終わらない歌」製作委員会

#真相をお話しします 12:00~14:00
《その真相の値段は?》
人気ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」の大森元貴とアイドルグループ「timelesz」の菊池風磨が主演を務め、結城真一郎の同名ミステリー小説を映画化。
とあるビルの警備室に置かれたパソコンの前で、警備員の桐山とその友人である謎の男・鈴木が生配信の開始を待っている。やがて、多額の報酬をかけた暴露チャンネル「#真相をお話しします」がスタート。そこでは有名人の裏の顔や世間を騒がせた事件の真実など、さまざまなゴシップの真相が明かされ、スピーカー(話し手)に選ばれた者はネタの提供と引き換えに視聴者からの投げ銭を獲得できる。衝撃的な暴露と高額の投げ銭にチャンネル史上最大の盛りあがりを見せるなか、ついに警備室の男たちにスポットライトが当たる。
存在自体が謎めいた男・鈴木を大森、過去に秘密を抱える警備員・桐山を菊池が演じ、中条あやみ、岡山天音、福本莉子、伊藤健太郎、伊藤英明らが共演。「怪談新耳袋」シリーズの豊島圭介監督がメガホンをとった。
(C)2025 映画「#真相をお話しします」製作委員会

映画ドラえもん のび太の絵世界物語 14:20~16:05
《みんなの色で、世界はあざやかになる。》
国民的アニメ「ドラえもん」の長編映画44作目で、「映画ドラえもん」シリーズ45周年記念作品。絵の中の世界に飛び込んだドラえもんとのび太たちが、幻の宝石を巡って時空を超えた冒険を繰り広げる。
数十億円の価値がある絵画が発見されたというニュースを横目に、夏休みの宿題である絵に取り組んでいるのび太。そんな彼の前に、突然絵の切れ端が落ちてくる。ひみつ道具「はいりこみライト」を使い、その絵の中に入って探検をしていると、不思議な少女クレアと出会う。彼女の頼みを受けて「アートリア公国」を目指すドラえもんとのび太たちだったが、そこはニュースで話題になっていた絵画に描かれた、中世ヨーロッパの世界だった。その世界には「アートリアブルー」という幻の宝石がどこかに眠っているという。幻の宝石を探すことになったドラえもんとのび太たちだったが、やがてアートリア公国に伝わる世界滅亡の伝説がよみがえってしまい、大ピンチに陥る。
監督は「映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」の寺本幸代。脚本はテレビアニメ「ドラえもん」の脚本を数多く手がけ、映画版はこれが初参加となる伊藤公志が担当。俳優の鈴鹿央士、タレントの藤本美貴、お笑いコンビ「サンドウィッチマン」がゲスト声優出演。主題歌はあいみょんが手がけた。
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025

リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界 16:20~18:20
《あの日ヒトラーの浴室を記録した報道写真家がいた》
ケイト・ウィンスレットが主演・製作を務め、トップモデルから20世紀を代表する報道写真家へと転身した実在の女性リー・ミラーの数奇な人生を映画化した作品。
1938年、南フランスでアーティスト仲間たちと休暇を過ごしていたリー・ミラーは、芸術家ローランド・ペンローズと出会い恋に落ちる。ほどなくして第2次世界大戦の脅威が迫り、日常のすべてが一変。写真家の仕事を得たリーは、アメリカ「LIFE」誌のフォトジャーナリスト兼編集者デイヴィッド・シャーマンとチームを組む。1945年、リーは従軍記者兼写真家として次々とスクープをつかみ、ヒトラーが自死した当日、ミュンヘンにあるヒトラーのアパートの浴室で自らのポートレイトを撮影して戦争の終わりを伝える。それらの光景はリー自身の心に深く焼きつき、戦後も長きにわたり彼女を苦しめることになる。
リー・ミラーを演じたケイト・ウィンスレットはゴールデングローブ賞の最優秀主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされた。リーの友人ソランジュ・ダヤン役でマリオン・コティヤール、恋人ローランド・ペンローズ役でアレクサンダー・スカルスガルド、編集者デイヴィッド・シャーマン役でアンディ・サムバーグが共演。「エターナル・サンシャイン」などの撮影監督エレン・クラスが長編映画初監督を務めた。
(C)BROUHAHA LEE LIMITED 2023
