12月11日(水)〜12月15日(日) 上映スケジュール

  わんだふるぷりきゅあ 9:40~10:50

私たち、ゲームの世界に入っちゃった!?》

 「プリキュア」シリーズの21作目として2024年2月から放送のテレビアニメ「わんだふるぷりきゅあ!」の劇場版。

 人気ゲーム「ドキドキ・タヌキングダム」で遊ぶため集まったこむぎたち。ところが、みんなで仲良くゲームで遊んでいたところ、突然、あやしいタヌキがいるゲームの世界に吸い込まれてしまう。大好きないろはやみんなと離れ離れになってしまったこむぎは、いろはに会うためにさまざまなゲーム対決に挑むことになる。しかし、ゲームの世界には隠された秘密があり、その鍵はゲームを作った少女ナツキが握っていた。

 2023~24年に放送されたシリーズ前作「ひろがるスカイ!プリキュア」と2016~17年のシリーズ13作目「魔法つかいプリキュア!」のプリキュアたちも登場する。監督は「プリキュア」シリーズの短編「Petit☆ドリームスターズ!レッツ・ラ・クッキン?ショータイム!」や劇場アニメ「ポッピンQ」を手がけた宮原直樹。

(C)2024 わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!製作委員会

  スオミの話をしよう 11:10~13:05

この女、何者?》

 三谷幸喜が「記憶にございません!」以来5年ぶりに手がけた映画監督・脚本作品。長澤まさみを主演に迎え、突然失踪した女性と、彼女について語り出す5人の男たちを描いたミステリーコメディ。

 豪邸に暮らす著名な詩人・寒川の新妻・スオミが行方不明となった。豪邸を訪れた刑事の草野はスオミの元夫で、すぐにでも捜査を開始すべきだと主張するが、寒川は「大ごとにしたくない」と、その提案を拒否する。やがて、スオミを知る男たちが次々と屋敷にやってくる。誰が一番スオミを愛していたのか、誰が一番スオミに愛されていたのか。安否をそっちのけでスオミについて熱く語り合う男たち。しかし、男たちの口から語られるスオミはそれぞれがまったく違う性格の女性で……。

 三谷が脚本を手がけたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では語り部を担当した長澤が、ミステリアスなスオミ役を演じた。スオミを知る5人の男たちは、元夫の刑事・草野役を西島秀俊、現夫の詩人・寒川役を三谷監督作品初出演となる坂東彌十郎、ユーチューバー・十勝役を松坂桃李、庭師・魚山役を遠藤憲一、警察官・宇賀神役を小林隆がそれぞれ担当した。

(C)2024「スオミの話をしよう」製作委員会

  ラストマイル 13:30~15:40

届いた荷物は、爆弾だった_》

 テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の監督・塚原あゆ子と脚本家・野木亜紀子が再タッグを組み、両シリーズと同じ世界線で起きた連続爆破事件の行方を描いたサスペンス映画。

 流通業界最大のイベントである11月のブラックフライデー前夜、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生し、やがて日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展する。関東センター長に着任したばかりの舟渡エレナは、チームマネージャーの梨本孔とともに事態の収拾にあたるが……。

 主人公・舟渡エレナを満島ひかり、梨本孔を岡田将生が演じ、事件に巻き込まれる関係者役で阿部サダヲとディーン・フジオカ、捜査を担当する刑事役で「アンナチュラル」の大倉孝二と「MIU404」の酒向芳が出演。さらに「アンナチュラル」から三澄ミコト役の石原さとみ、中堂系役の井浦新、久部六郎役の窪田正孝ら、「MIU404」から伊吹藍役の綾野剛、志摩一未役の星野源らが再結集する。主題歌も「アンナチュラル」「MIU404」に続き米津玄師が担当した。

(C)2024「ラストマイル」製作委員会

  傲慢と善良 16:00~18:00 

《彼女は突然消えた_》

 直木賞作家・辻村深月が現代に生きる人々のリアルな恋愛観と価値観を描いた同名ベストセラー小説を、藤ヶ谷太輔と奈緒の共演で映画化した恋愛ミステリー。

 これまで仕事も恋愛も順調だった西澤架は、長年交際していた恋人にフラれたことをきっかけに、マッチングアプリで婚活を始める。そこで出会った控えめで気の利く坂庭真実と付き合い始めたものの、1年経っても結婚に踏み切れずにいた。ある日、真実がストーカーに狙われていることを知った架は、彼女を守るためようやく婚約を決意するが、真実は突然姿を消してしまう。真実の行方を求めて彼女の両親や友人、同僚、過去の恋人を訪ね歩くうちに、架は知りたくなかった彼女の過去と嘘を知る。

 婚活で交際を始めるも1年も将来を決めない“傲慢”な架を藤ヶ谷、親の敷いたレールの上で“善良”に生きてきた真実を奈緒が演じ、倉悠貴、桜庭ななみ、菊池亜希子、前田美波里が共演。実写映画「ブルーピリオド」の萩原健太郎監督がメガホンをとり、「ホテルローヤル」の清水友佳子が脚本を手がけた。

(C)2024「傲慢と善良」製作委員会